スーパー戦隊の最終回
ここ二十数年、戦隊から遠ざかりシンケンジャーは久方ぶりに観たのですが、最後は役者の方がポーズを決めたり、ロボにそのまま乗り込むのは恒例なのでしょうか?
それともシンケンジャーだけですか?
一応、前作の『ゴーオンジャー』でも似たようなことはやってました。(但し、『ゴーオンジャー』では役者自らスーツを着てマスクを外しただけと、格好はちょっと違いますが…)
終盤での変身前の役者自らの名乗りは93年の『ダイレンジャー』を皮きりに、『カーレンジャー』や『ボウケンジャー』、そして『ゴーオンジャー』『シンケンジャー』と続いています。
変身前の役者自らロボに乗り込む描写は、古くは『ファイブマン』や『ジェットマン』、『メガレンジャー』『ゴーゴーファイブ』(※スーツ着用)『ハリケンジャー』(※スーツ着用)などを経て、『ゴーオンジャー』(※マスク以外スーツ着用)『シンケンジャー』に至ります。
似たような描写が2年続いてますが、必ずしも毎年やっているわけではありません。
最終回で役者自らスーツを着るのは『バイオマン』以降一応恒例になってるとはいわれてますが、場面は限定的です。
2000年代ではなかばシンケンジャーが初ですね。
メットの面が割れて、もしくは外しての名乗りや、体はスーツでロボに乗り込むのはいくつかありますが、両方完全素面は久方振です。
恒例といえばそうですが、その年の戦隊の毛色によって演出は変わります。
最終回では、スーツに本人が入るのは昔から恒例行事なので有名ですが、変身せずに名乗りや見栄を切る演出は、1993年の「五星戦隊ダイレンジャー」が初です(終盤なので、厳密には'94年になっていますが)。変身不可能になり、それでも戦う意思表示をする際に、いつもの名乗り口上とポーズを生身でやりました。
同じく、「激走戦隊カーレンジャー」('96)でも、変身不能になった際、「心はカーレンジャー」と称して、名乗り口上とポーズを取りました。
そういうのは頻繁にある訳ではないですが、ここ10年ほどで言えば、「素顔が見える演出」は多くなってはいます。特に「救急戦隊ゴーゴーファイブ」('99)と、「忍風戦隊ハリケンジャー」は頻度が高かった印象がありますね。
役者による名乗り上げは、恒例というほどではありませんが比較的多いですね。
ロボにそのまま乗り込むのはちょっと珍しいです。
完全な恒例としては、役者の方がヒーローのスーツを着て戦う、というものがあります。意外と気がつきませんけどね。
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