2012年4月24日火曜日

さいきん仮面ライダー電王を見て思ったのですが… あれって主人公が何役も演じ分け...

さいきん仮面ライダー電王を見て思ったのですが…

あれって主人公が何役も演じ分けていますよね。

役者の人は、演技をするとき先に声を撮っているんですか?

それとも口パクで演技をしてから声を撮っているんですか?

ちょっと分かりづらい質問になってしまいましたが、

知りたいのは声を演技をどのような順番でやっているのか、です。

もし分かる方がいたらヨロシクお願いします。







以前の別の質問への回答です。参考まで…



ソードフォームはまず、演技の「ガイド」となる声を「関俊彦」さんが演じ、撮影現場でその声を基に「高岩」さんが演技をして、完成映像に再び「関俊彦」さんが声をアフレコして完成。…となるようです。

プラットフォームでは「佐藤健」さんが…ロッドでは「遊佐」さんが…アックスでは「てらそま」さんが…ガンでは「鈴村」さんが、それぞれ「ガイド」音声とアフレコを担当しています。



憑依された「×良太郎」も同じく、声優さんのガイド音声を基に「佐藤健」さんが演技をし、再び各声優さんがアテレコしています。



「ウラタロス」「キンタロス」「リュウタロス」を演じるスーツアクターさんたちと打ち合わせを重ね、それぞれの特徴を基に電王の「ロッド」「アックス」「ガン」フォームを作り上げていくようです。大変な作業ですね。



「特撮NEWTYPE 07/05月号 P9 高岩成二インタビューより抜粋」



(中略)

撮影では、(台詞を常にインプットし、実際にしゃべりながら芝居をしているのですが)その場でアドリブで動きや台詞を作ることのほうが多いのです。頭の中で固めて行っても、監督のプラン次第で、現場で変わってしまうことが多いですから。台本以上に動きをしなければいけないことが多いので、自然とアドリブも増えていってます。

そのおかげで、キャラとしては“美味しい”かもしれないんですけど、撮影ではドッと疲れます。ジッと座っているタイプじゃないし、テンションが高いから常に声を張っていますし。



(中略)



中でもリュウタロスは難しいキャラで、僕もガンフォームを演じなきゃいけない関係上、(リュウタロスを演じる)おぐらくんには「早くキャラを作ってね」とは言ってます。それは健くんや声優さんに対しても同じなんです。僕が演じる変身後も含め、4人でひとつのキャラを作っているようなものですから。

変身後の電王については、『カブト』の撮影中に、白倉プロデューサーから「来年は大変ですよ」って言われてたんです。「4人、広い意味では5人を演じ分けてください」とサラッと屈託のない笑顔で言われて(笑)。

ソードフォームは最初に、白倉さんや梶さんからは思いっきり暴れてくださいと。カブトと真逆のキャラなのでかえってやりやすかったです。名乗りの動きも、最後の「参上!」は宮崎アクション監督が決めたものですけど、「俺」の部分は自分で考えました。でもひとつではなくて、その場で少しづつ変えてます。「俺の必殺技」は、パート2にしても3にしても、斬り方がちょっと違うだけで、ほとんど変わっていないです。僕としては毎回変えて、パート30とかまでやりたいですね(笑)。

ロッドフォームはなるべく「俺、俺」の雰囲気を消すようにしています。腰を落とさず、割とスマートに動いて叩くようにしています。あと指をいじったりして、歌舞伎町の繁華街にいるようなホストのイメージですね。

アックスフォームは金太郎なので相撲かな、と。それでスチール撮影時に冗談でそれっぽい構えをやったら採用されました(笑)。

ガンフォームの撮影はまだなんですが、初登場回の監督が(JAEの)金田社長なんです。先日「踊れるようにしておけ」と言われました(笑)。

(後略)



>本人の役でも声は別に入れるって本当なんですか?

「スーパー戦隊シリーズ」は全編オールアフレコですが、「仮面ライダー」シリーズはビデオ撮影に移行してからは、映像と音声は同録されています。ただし、戦闘シーンや合成シーン、憑依良太郎など特殊なシーンや撮影場所の環境によって周りの音が入り込んでしまった場合は、アフレコになります。



参考まで…http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1071958.html








muretobukamomeさんのおっしゃるとおり、映像と音声は平成ライダーからは、基本的に同時収録です。

それ以前の作品はすべてアフレコでした。本人役もすべて。役者が超へたくそなときは、別の人が声をあてたりしている作品もあります。

ちなみに、電王の主人公役の佐藤健さんは、撮影時には実際、見事にセリフを演じ分けておられます。

それを目の当たりにできるのが、劇場版のメイキングDVD、

「デンライナーの車窓から 劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!メイキング」

競演の渡辺裕之さんをして天才とまで言わしめた、佐藤さんのイリュージョンな演技が見られます。

佐藤さんもすごいですが、それに寸分の狂いもなく声をあてる声優さんたちもすごい!







佐藤健くん、上手ですよね。

彼が演技している映像にあわせて、各イマジンの声優さんが

声を合わせているはずです。



特撮の場合、本人のせりふであっても、

あとで声をあてるような気がしましたが…。







撮影が先だと思います。動きがないと、声優さんもイメージしにくいでしょうし。







基本的に、特撮は口パクで撮影し、音声は後から録音ですよ。

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